Current of N◎VA Story(RL:あねもね)

●シナリオトレーラー

無関心に踏み躙られ、理由も無く蔑まれ
聞き届けられず雑踏へと潰える筈だった微かな声
それは何処か切なく、酷く懐かしいものだった

誰かの救いを願う切なる叫びが届いた時
N◎VAに生きる三つの運命が交差する

斯くしてひとりの少女を巡り、街は俄かに騒がしくなる
過去の因縁か、未来への希望か、全ては”現在”の行動次第
何度だって、君の声を掬い上げよう

────このトーキョーN◎VAで
トーキョーN◎VA THE AXLERATION  
『Current of N◎VA Story』
かくて運命の扉は開かれた。

●PL人数

3人固定

●アクトハンドアウト

■各キャストには以下の設定が推奨される
『①ヒルコ』:ネバーランドに住む子供
『②フェイト』:フリーの探偵
『③タタラ』:元BIOSの技術者

■ペルソナハンドアウト
①ヒルコ用ハンドアウト
コネ:ホロ 推奨スート:クラブ  
行き場のない子供たちで構成される子供の国ネヴァーランド。キミはそんな場所に住むヒルコだ。
ある日見回りをしている途中、敷地にひとりのヒルコの少女が倒れているのに気がついた。
「ホロ」と名乗る少女は見た目のわりに言語能力が低く事情を聞き出すのは難しかったが、何かを探すような仕草を繰り返す。
ホロに懐かれ図らずも世話役となったキミはホロと共に探し物を見つける冒険へ繰り出した。
PS:ホロの探し物を見つける

②フェイト用ハンドアウト
コネ:小鳥 推奨スート:スペード  
カッパーが入ったカードにどこから拾ってきた綺麗な石、旧世代の硬貨。
数日前から小鳥が窓際に置いていく品々は小さな小物入れをすぐにいっぱいにした。
フェイトであるキミの直感が訴える。これは誰かの声なき叫びだと。
依頼料をもらっちゃしょうがない。キミは小さな依頼人のため立ち上がった。
PS:依頼人を助ける

③タタラ用ハンドアウト
コネ:ハリー・マクレイン 推奨スート:ダイヤ  
N◎VAは今日も騒がしい。なんでもBIOSの研究対象のヒルコが脱走したとか。
本当ならマリオネットのトップ記事を飾れる大ニュースだがキミのタップに速報はこない。
どうせガセネタだろうと思った矢先キミの前にBIOSの対外交渉役のハリー・マクレインが現れた。
よっぽど困っているのだろう。彼はヒルコ分野の研究者であり元BIOS社員のキミにヒルコ確保の協力を仰いだ。
PS:ヒルコを追う

●キーワード

「ジュブナイル」「家族」「悲恋」

●初心者参加について

TRPG初心者:OK
N◎VA初心者:OK

●使用ルールブックおよびサプリ

■クイックスタート  
本シナリオでは、以下の3つのサンプルキャラクターを使用することを推奨する。
『①ヒルコ』:内なる怪物(SKD,OFC対応)
『②フェイト』:不屈の探偵(同上)
『③タタラ』:ニューロキッズ(同上)
■コンストラクション  
基本ルールブック・SKD・OFCを所持している場合はコンストラクションでキャストを作成してもよい。  
コンストラクションの場合、以下のスタイルを取得することを推奨する。ペルソナでなくても構わない。
『①ヒルコ』:ヒルコ/ミュータント
『②フェイト』:フェイト/探偵
『③タタラ』:タタラ/技術者

●備考

■ダブルハンドアウトについて  
本シナリオはダブルハンドアウト・ ルールを採用している。
プレイヤーがペルソナハンドアウトを選択後、キーハンドアウトを配布する。

※ダブルハンドアウト・ルールとは
・プレイヤーに配布するハンドアウトを2枚使うルール。最初に選択するペルソナハンドアウトと、他のキャストには公開しないキーハンドアウトが存在する。
・公開条件を満たした後、任意のタイミングでキーハンドアウトを公開することができる。
・キーハンドアウトの内容を公開する場合はキャストとプレイヤーの認識のズレを無くすために、キャスト間での会話形式で公開することが推奨されている。
・また、公開したあとにミッションシーンという、ハンドアウトの内容の補足にあたるシーンが挿入される。
(詳細は「ビハインド・ザ・ダーク」の36p以降参照)

■神業の使用について
本シナリオでは、ゲストの使用する即死系神業だけでキャストが死亡することを防ぐため、キャスト全員で合計3つ以上の防御系神業を所持することを推奨する。
他の神業に関しては使用想定はなく、自由に使用しシナリオに介入することを推奨している。

●RLより

PLとGMが一緒に作り上げるセッションを意識したシナリオとマスタリングを目指しています。よろしくお願いします!